第4章−2 トランスポンディング機能



まずトランスポンディング機能とは何か説明します。
トランスポンディング機能
内臓というデコーダを耳にしたことがあるでしょうか?
たとえばデジトラックス、DZ121、143などにその機能があります。
簡単に言えば列車を初めてレールに乗せるとき検知するかしないかです。
トランスポンディング・RX4を使用するとき、しないときを手順を表にしてみました。


RX4 使用する RX4 使用しない


列車をレールに置く前


列車をレールに置く前


列車をレールに乗せる


列車をレールに乗せる


置いた車両のブロックで右クリック
「Assign train」で使用する列車を選択


進行方向まで認識しないため
変更したい場合は
認識したブロックで右クリック
「Reverse Train Orientation」
をクリック


列車の進行方向を決定し、OKへ


セッティング 完了


セッティング 完了

注意! 上記を御覧のとおり列車を載せるときにしかトランスポンディング機能を使用しません。
アサインされた列車は目的地までソフトが誘導・追尾するので、トランスポンディングの機能を使用していません。
RX4を使用しても進行方向が認識できないので、結局は設定しないといけません。
結論はRX4がなくても十分自動運転ができるということです。

RX4の使い道 じゃあRX4は全然いらないじゃないかと思いますが、RX4の良い使い道です。
たとえば列車はどこから設置するでしょうか?
・ヤード
・駅

などでしょう。本線区間から列車を置くことがないので、その部分にRX4を入れてみてはどうでしょうか

では実際にBDLとレイアウトを接続してみましょう。


(第5章-1 BDL162/168・RX4 配線系統図) 
BDL+RX4を使用した配線はこちらです。

(第5章-2 BDL162/168 配線系統図) 
BDLのみを使用した配線はこちらです。

(第5章-3 BDL162/168 分離式配線系統図) 分離式の場合の配線系統図はこちらです。