第5章-1-2 RX4使用時の注意



第5章-1-1の図ではBDL162/168とRX4の配線・配置は省略していましたが、この部分は注意するところがあります。

(RX4の配置)

RX4はRX1が4つでRX4といいます。トランスポンディングはデコーダからの誘導電流で感知するので、信号と信号が干渉しないようにRX1とRX1の間隔は2インチ(約5cm以上)あけなければなりません。RX1からのリボンケーブルも5cm以上あけてください。
レイアウトやBOXに設置する際は注意してください。



(RX4 配線)

コマンドステーション(RAIL A)又はセクションからの出力をRX1に通す場合、注意が必要です。
RX4を本配線する前にテストすることをお勧めします。
BDLに付属しているLEDテストで確認できます。ZONEランプが点滅


ゾーンごとでRX4機能を使用する場合 


このRX4の配線はZONEごとでトランスポンディングを有効にします。もしくは4セクション分すべての出力がトランスポンディングに対応できます。RX1の文字の表示面に注意し配線をRX1の穴に通してください。



セクションごとでRX4機能を使用する場合


このRX4の配線はセクションごとでトランスポンディングを有効にします。必要なセクションだけのトランスポンディング機能を使用します。無駄なRX4の使い方がなくなり経済的です。RX1の文字の表示面に注意し配線をRX1の穴に通してください。


(デコーダCVの変更)
トランスポンディングを有効にするには 車両のデコーダ側にも設定が必要です。
プログラム線路で

CV6102に変更してください。

トランスポンディングが機能があるデコーダか確認してください。


(R&C ソフト側の設定)

第3章 DCCソフトセットアップの中でも触れましたが、下記のTrainID部分も入力が必要です。
AddressとTrain IDは同じ番号にしたほうが管理しやすいでしょう。


(RX4の配置)、(RX4 配線)、(デコーダCVの変更)、(R&C ソフト側の設定)

はしっかり守って作業してください。
1つでもうまくいかないと、トランスポンディングが使用できません。



第5章-4 BDL区間上配線の注意